新しい投資家と建設パートナーと共に、キー・クオーター・タワー開発がスタート

AMPキャピタルは、5年を超える設計や開発承認プロセスを経て、キー・クオーター・タワー（QQT）が本日着工したことをを発表しました。

このQQTは、シドニーの玄関口サーキュラーキー、ブリッジ・ストリート50番地に位置します。

AMPキャピタルはまた、レスト社をQQTの投資家として迎え、完工とともにQQT持分1/3を取得する事を発表しています。

50階建て（高さ200メートル）の高層タワーである同プロジェクトのデザインはデンマークの建築家3XNが担当、建設パートナーにマルチプレックス社を迎えています。ガラスの層5件をずらして積み重ねた様なフォルムが特徴の同プロジェクトは、中間に設けたアトリウム空間がアクセントになっており、シドニー湾の景観とオフィス・スペースへの自然光の取り込みを最大化しています。

QQTは、アルフレッド・ストリート33番地とヤング＆ロフタス複合開発セクションと並んで、11,000平方メートルの広さを誇るキー・クオーター・シドニー地区を形成します。QQTの地上階には都市緑地スペースと、ライフスタイル、サービス、飲食を含む商業スペース（約5,000平方メートル規模）が開発されます。初期作業は既に開始しており、QQTは2021年完工予定に向けて順調に開発が進んでいます。

建設パートナーのマルチプレックスは、その56年に渡る歴史を通じて1,000件以上のプロジェクトを成功裏に手掛けてきた世界をリードするグローバル建設企業であり、特に商業用高層ビル開発におけるエキスパートです。

AMPキャピタルの不動産部門グローバルヘッドであるカーメル・ホーリガン氏は、本日の発表はシドニーで最も有名な地域であるサーキュラー・キーの再活性化が着実に進行していることの証であると語っています。

同氏はまた、次のように語っています。「QQTの着工、そして有数の建設会社であるマルチプレックスを建設パートナーに迎える事を本日発表できることを極めて嬉しく思います。」

「サーキュラー・キーは、55年間以上に渡りAMPの本拠地となってきました。当社のキー・クオーター開発では、シドニーへのユニークなゲートウェイという豊かな歴史を維持する計画です。」

「AMPキャピタルは、QQTにおける重要な投資家としてレスト社を迎えられる事を嬉しく思います。これは、キー・クオーターが極めてユニークで魅力的な投資機会であることを裏付けるものです。」

レスト社のジェネラル・マネージャーであるブレンダン・ケーシー博士は、「当スーパーアニュエーションの加入者200万人が、シドニーCBDの中心に位置するプレミアム開発プロジェクトへの投資という貴重な機会を手に入れられたことを嬉しく思っています。」と語っています。

「キー・クオーター再開発は、そのロケーション、クオリティ、規模を見ても、長期的に安定したリターンの提供を可能にするものだと考えています。」

マルチプレックス社NSW地域担当マネージング・ディレクターであるデビッド・ガノウム氏は、「QQTの建設を通じて、AMPキャピタルとのコラボレーションという良い関係を継続できることを喜ばしく思っています。サーキュラー・キーの活性化、そしてそのスカイラインを大きく変貌させる大規模な同プロジェクトの建設を楽しみにしています。」と語っています。

QQTでは、AMP社をアンカー・テナントに迎え入れる予定です。AMPキャピタルは、企業の繁栄をサポートする真にユニークなプラットフォームの提供に取り組むとともに、その他主要テナントの確保に向けたディスカッションが行われています。

キー・クオーター・シドニーは、世界的に重要な地区の開発という数十年に一度のオポチュニティが現実する極めてユニークなプロジェクトであり、シドニーのサーキュラー・キー活性化におけるカタリストとなるものです。

AMPキャピタルは、今年初期に、サーキュラー・キーのキー・クオーター地区に位置する高級マンション「ロフタス・レーン」（4,300平方メートル規模）の建設パートナーとしてリチャード・クルックス・コンストラクション（RCC）を任命しています。売り出し即時に完売となった同高級マンションは既に着工しており、2020年完工に向けて着々と建設が進んでいます。