不動産

Future of Work:仕事・働き方の未来が職場を変える

By ルーク・ブリスコー
不動産部門オフィス&産業用担当マネージング・ディレクター 豪州、シドニー

ロボット、AI(人工知能)、分散台帳技術(DLT)に代表される第4次産業革命を受けて、人々の仕事・働き方だけでなく、職場にも大きな変革が起きています。

これは、あらゆる分野の第一人者・ソートリーダーを招いて世界の変化について考える、AMP主催の年次イベントAmplifyにおける今年の主要なテーマでした。

基調講演のひとつは、私たちの社会における主要トレンドについて調査を手掛ける人口統計学者バーナード・ソルト氏によるもので、中でも注目すべきトピックスとして、デジタル・ディスラプションを背景としたナレッジ・ワーカー(知識労働者)需要の増加(2011~2016年で+46%)に関して語っています。

今日の職場環境において社員が必要としているのは、他チームメンバーや社員、ゲストや顧客が活用できる、オフィス内、ロビー、その他エリアに設置されたコラボレーション用のスペースです。この流れを受けて、人々のつながりを育み、スタッフが心身共に健康で、イノベーションを促進するような職場づくりに注目する企業が増えています。

企業による優秀なタレントの獲得・維持、生産性の向上、ビルの所有者・管理者・顧客間の永続的なリレーションシップの確立など、この商業的メリットは明らかです。

投資家への影響

今日の職場は多世代によって構成されており、それぞれが異なるニーズを持っています。また、異なる作業スペースは、異なる人々に異なるインスピレーションを与えます。職場とは、どの様な仕様であれ、生産性やカルチャーの向上に寄与し、優秀な人材の確保と維持をサポートするものでなくてはなりません。

オープンプラン、デザイン思考ラボ、従来の仕切・個室型オフィス、静かなスペース、ウェルネス・エリアなど、環境によって適切な設計が異なる点を理解する事が重要です。

企業がオフィスを設計する場合、大切なのは異なるスペースのバランスです。例えば、財務チームのニーズは、営業チームとは異なるため、これら全チームのニーズを満たす方法を考えなければなりません。

テクノロジー革命やデモグラフィックの変化が加速するとともに、優秀なファンドや不動産マネージャーは、常に変化する顧客ニーズのみならず、業界や従業員に影響を及ぼしているトレンドや事業モデルの変化にも注目しています。

AMPキャピタルでは、顧客事業に関わるスタッフから職場スペース設計に関するフィードバックを吸い上げて、コラボレーションを支援する環境づくりを行っています。収益性の高い成長企業をテナントとして惹きつける、生産性に優れた職場環境の開発には、このフォーカスが必要不可欠です。テナント企業の事業が進化するにつれて、そのニーズも変化します。重要なのは、この変化に対応できる柔軟性のあるオフィスビルや産業用施設、小売環境を提供することです。

この様に、変化するニーズに対応できるファンドや不動産マネージャーこそが、顧客が求めるパートナーなのです。結果として、卓越した不動産エクスペリエンスを安定的に提供できるマネージャーこそが、パートナーとの長期リレーションシップを確立できるマネージャーであり、投資家にインカムとリターンを提供することが可能となります。AMPキャピタルにおいて、このカスタマーフォーカスが成功の鍵です。

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