インフラ投資のケーススタディ:安定したインカム創出の仕組みを解説

インフラストラクチャー・エクイティ部門アシスタント・ファンド・マネージャー 豪州、シドニー
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変化するインフラ投資

インフラストラクチャー・エクイティ部門パートナー、インフラ・ヘルス担当グローバル・ヘッド、社会&高齢者ケア担当ヘッド 豪州、シドニー
概要
インフラストラクチャー(インフラ)は、世界的に見て最も急速に拡大している資産クラスのひとつであり、その運用資産規模は2017年に前年比+8%の成長を記録しています。2014~2025年において、設備投資やインフラのプロジェクトに対して投入される資金は78兆米ドルに達すると予想されています1。インフラへの資産配分は近年大規模な拡大を続けており、老朽化したインフラの取り替えや新規プロジェクトにおける民間マネー活用の動きと同様に、このトレンドは今後も継続する見通しです。
AMPキャピタルは、インフラ投資運用における30年の実績を誇る、数少ない真にグローバルのミッドマーケット・プレイヤーです。
1. PwC, 「Capital project and infrastructure spending: Outlook to 2025」2014年
デジタル革命(DX)は、世界のコミュニケーション手段と情報のアクセス・処理・保管方法に革命をもたらしました。日々新しく作成される莫大な量のデータや毎日のコミュニケーションを支えるのは、幅広いエリアをカバーするインフラ網であり、これらも継続的なイノベーションや開発を必要とします。人々や事業をつなぐシステムへの投資が、私たちのデジタル社会の進化と成長をどの様に助成するのかについて、AMPキャピタルで通信セクターを担当する投資スペシャリストが解説します。
30年という卓越したインフラ投資実績を誇る当社は、世界有数のインフラ運用会社です。
ポートフォリオ企業40社超、10地域への投資を手掛ける当社のインフラ・エクイティ運用資産総額は150億米ドル2に達します。
2. 2019年12月末時点
AMPキャピタルにおけるインフラ運用のグローバル・プラットフォームは、欧州、北米、豪州、ニュージーランドに配置された経験豊富な運用チームによって構成されています。
インフラファンドのESGパフォーマンスを評価するGRESBインフラストラクチャーの2017年ランキングにおいて、当社のファンド3件が上位10位にランクインしました。
投資戦略
AMPキャピタルのインフラ・エクイティ戦略では、ミドルマーケット(中規模)の案件をソーシングし、経営関与を通じた価値の最大化、そして資産からのリターン獲得を目指します。運用チームは、運輸、通信、エネルギー、社会インフラの主要ターゲット・セクターにおいて深みのある経験とノウハウを有します。積極的なアセット・マネジメントを通じて、投資家の皆様に付加価値を提供しています。
ESG
ESG(環境・社会・ガバナンス)と経営管理に優れた事業経営に対するコミットメントは、当社の投資哲学と積極的なアセットマネジメントのアプローチにおいて重要です。ESGの重要性は投資家間でも高まっており、長期でアウトパフォームするのはサステイナブルな事業であると当社では考えます。
AMPキャピタルは、2007年に国連責任投資原則(UNPRI)に署名しています。GRESBインフラストラクチャーが実施した2017年評価では、当社ファンド3件がトップ10にランクインしています。
インフラ資産への投資と運営にあたっては、ESG課題を他の投資リスク同様に考え、デュー・デリジェンスの一環としてESGリスクの特定と低減に努め、必要に応じて外部のESG専門家を起用しています。支配権獲得を目指す投資スタイルと積極的なアセットマネジメントのアプローチは、投資先インフラ資産における必要な変化を実行に移すためのポジションを確保するためでもあります。
この文書に含まれる情報は一般的な情報の提供のみを目的としてAMP Capital Investors Limited(ABN 59 001 777 591, AFSL 232497)(以下「AMPキャピタル」といいます。)が作成したものです。これは現地において適用される法令諸規則や指令に反することとなる地域での配布または使用を意図したものではなく、かつ、特定の投資ファンドまたは投資戦略への投資を推奨、提案または勧誘するものではありません。読者は、この情報を法的な、税務上の、あるいは投資に関する事項の助言と受け取ってはなりません。読者は(この情報を受領した地域を含む)特定の地域において適用される法令諸規則その他の要件に関して、並びにそれらを遵守しなかったことにより生じる結果について、専門家に意見を求め、相談しなければなりません。この文書の作成に当たっては細心の注意を払っていますが、AMPキャピタルあるいはAMPリミテッドのグループ会社は、予測を含むこの文書の中のいかなる記述についても、その正確性または完全性に関して表明又は保証をいたしません。脚注に示される通り、この文書中のいくつかの情報は、当社が信頼できると判断する情報源から取得しており、現在の状況、市場環境および見解に基づいてます。AMPキャピタルが提供した情報を除き、当社はこの情報を独立した立場で検証しておらず、当社はそれが正確または完全であることを保証することはできません。過去の実績は将来の成果の信頼できる指標ではありません。この文書は一般的な情報の提供を目的として作成したものであり、特定の投資家の投資目的、財務状況または投資ニーズを考慮したものではありません。投資家は、投資判断を行う前に、この文書の情報の適切性を考慮し、当該投資家の投資目的、財務状況又は投資ニーズを考慮した助言を専門家に求めなければなりません。この情報は、その全部または一部であるかを問わず、AMPキャピタルの書面による明示の同意なく、いかなる様式によっても、複製、再配布あるいはその他の形式で他の者が入手可能な状態に置いてはなりません。