2017年4月

 

ミレニアル世代は賃貸を選好

1980〜2004年に⽣まれたミレニアル世代の台頭、そしてこれが⽶国住宅市場に与える影響は、デモグラフィック(⼈⼝統計学)上の変化が不動産セクターに与える影響の実例であり、有益なケース・スタディです。複数の構造的要因を背景に⽶国では住宅所有率が低下しており、ジェネレーションY(1980〜1990年代に⽣まれた世代)は賃貸世代(ジェネレーション・レント)と呼ばれています。このトレンドにおいて最も重要なポイントは、あらゆる規模の投資家からアクセス可能である点です。

ミレニアル世代は、⽶国労働⼈⼝で最も⼤きな割合を占めます。⽶国労働統計局によると、2025年には同世代が労働⼈⼝の75%を占める⾒通しです。持ち家であれ賃貸であれ、最⼤の住宅需要源泉であるミレニアル世代は、住宅不動産市場に対する⼤きな影響⼒を持っています。興味深いことに、ライフスタイルそして社会学上や経済⾯の要因が、ミレニアル世代の住宅購⼊意欲と能⼒に直接的な影響を及ぼしています。

ミレニアル世代が賃貸を選ぶ理由

米国不動産セクターへの影響

⻑期的な住宅購⼊⼒とデモグラフィックの変化を受けて、都市部の賃貸⼈⼝が増加しています。需要層が拡⼤していることから、⽶国アパートメントREITは、不動産サイクルを通じて賃料の引き上げに有利なポジションにあると⾔え、ミレニアル世代のニーズを熟知した有能な経営陣のみが、投資家に価値を提供することができるでしょう。物件供給が先細る⼈⼝密度の⾼い都市部では、既存の⾼クオリティ資産のバリュエーションが上昇する⾒通しで、需要ダイナミクスが良好なサブマーケットへのエクスポージャーも、重要な差別化要因です。

ですが、⽶国アパートメントREIT が常にアウトパフォームするという意味ではありません。グローバルREIT 投資においては特に、より優れた投資機会が出現する場合もあるでしょう。しかし、同レポートで解説した構造上の追い⾵を背景に、同サブセクターは投資サイクルを通じて投資妙味に優れていると当社では⾒ています。

 

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